arai blog

振り返りや日々学んだ事を書きます。

第15回情報デザインフォーラム

9/20(土)に、千葉工業大学で行われた第15回情報デザインフォーラムに参加しました。
私は、学校の課題で製作した、
忙しい日々の中に+αの時間を組み込むスケジュールアプリの提案パネルを展示させていただきました。



情報デザインフォーラムのタイムスケジュールは

・「放課後モノづくりとワークショップ」

コミュニケーションデザイン・ワークショップ

・サービスデザイン・ワークショップ

この後に各自の展示パネル発表に移っていきました。

放課後モノづくりとワークショップ

ソニー・エンジニアであり品モノラボの発起人である田中章愛さんのお話を聞かせていただきました。
品モノラボとは、エンジニアが集まって作られるゆる~いものづくりコミュニティのこと。
ゆる~いけれど、そこから仕事になっていくものもあるとか。
オープンイノベーションと共作は気軽な共同作業から生まれるそうです。
そして、「放課後=趣味」じゃなくたっていいのではないか、
「放課後=本業以外の仕事が生まれる場所」という考え方を知りました。
仕事の時間以外に、品モノラボのような学習・経験の場があって、
そこで新しいモノが生まれていくという新しい取り組みについてのお話でした。

コミュニケーションデザイン・ワークショップ


「自分の職業」を職名を出さずに、
イラストや図でインフォグラフィックスにして説明するワークショップです。

1.Aさんが図をBさんCさんに見せる
2.Aさんが図のコンセプトを説明する
3.Aさんはカーテン(想定)に隠れ、BさんCさんはどんな職業なのかを話し合う
4.3人で答え合わせ

3人グループで、それぞれ行います。
学生は将来就きたい職業を表現したのですが、
結構抽象的になってしまって伝わりにくくなってしまったなと思いました。

100人以上の「職業」が並びます。

サービスデザイン・ワークショップ

先ほど組んだ3人グループで行います。
飲食店でサービスを受けて嬉しかった体験・残念だった体験を
「ヒトの視点」「モノの視点」「ビジネスの視点」に分類していきます。
そして3人で1番嬉しかった体験・残念だった体験を決めるワークショップです。


とあるグループの発表。これは最悪ですね…!
このワークショップでのポイントは、ギャップでした。
「嬉しい!」や「残念…」という感情の前には必ず‘‘期待’’があるはず。
その期待とのギャップが大きければ大きいほど、良くも悪くもユーザーの体験は強いものとして残ります。
なので、サービスデザインを考える時には顧客の事前期待を把握・分類・整理するのが大切という事でした。




そして今回はなんとブースがお向かいという事もあり、常葉大学の方々に、直々に課題説明をしていただけました!
シビックプライド(市民の誇り)についての調査・分析や、伊東市の観光を考える合宿ワークショップについて説明していただきました。
私にはまだまだ難しくお話を聞くだけで精一杯でしたが、
こういった事に取り組んでいる学生の方がいらっしゃるという事にとても刺激を受けました。

フォーラム後の懇親会でも、先生方に貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。
今回展示させていただいた課題なのですが、実は手直しをしまくるうちに、迷走し続けていてモヤモヤしたままになっていました。
その事についてもお話をいただいて、大変勉強になりました。
後期もアプリの課題があるので、さっそく活かしていきたいと思います。

とても刺激的過ぎて、あっという間の1日でした。
今回得た色々な気持ちを大切にこれから頑張っていきたいと思います。