新聞ビジュアライゼーション 3回目
4月15日に行った3回目の新聞ビジュアライゼーションを振り返ります。
今回の記事は「大学教員 減る教員時間」という記事です。
音読しメモを取る時間を7分程取ってから、15分でビジュアライズします。
1回目はこのようになりました。
各話題のまとまりを意識しつつ、始めに導入、最後にオチがくるような構成で書いてみました。
いつも最後に振り返っている記事の要点を、描き始める前に意識する事で流れが生まれ構成しやすくなったと思います。
今回の要点は4つです。
新聞では
・背景(大学教員の研究時間減)
・原因(初年次教育やアクティブラーニングなど学生対応の時間増)
・影響(作業の効率化を求める大学教員の声)
・現状(日本の論文シェア減)
という順で書かれていました。
それを私は話の流れを分かりやすくするために
・現状(日本の論文シェア減)
・背景(大学教員の研究時間減)
・原因(初年次教育やアクティブラーニングなど学生対応の時間増)
・影響(作業の効率化を求める大学教員の声)
の順に並べ替えて書きました。
でもメンバーがこれと同じ構成にしているわけではありませんでした。
ところが、それぞれ構成は違うけどそれぞれの見やすさがあるよね、という発見がありました。(それはイラストの入れ方とか構図のバランスによって。)
抽出した要点を自然な流れに組み直すと分かりやすくなるかなと思い試していましたが、どうも絶対的なこれ!といったものが必ずあるというわけではなさそうです。時と場合によって・・・
じゃあ描く順番にこだわるんじゃなくって、それぞれが影響しあっている関係性が分かるように描くといいかもしれないね。
ということで、相関図のような表現が出来ないか試してみました。
バランスの悪さに苦しみが現れています。
それぞれが繋がっているのは分かるけど、なんだかループしているようで関係性までは分かりません。無限スパイラルみたい・・・
ループしているから、どこから見たら良いのかが分からないし、何が1番言いたいのかが分からない。スペースの取り方が全部均等なのがまずい!
3回目もしっくりきませんでした。一応大学教員達を強調してメイン感出してみたけれど・・・ごちゃごちゃしています。情報のブロックをただ矢印で繋ぐだけだとやっぱり無限ループになるんだってば〜!
なんか1番最初に描いたのが1番見やすい。行き詰まって今回はここまででお手上げです。
1つのまとまりで表現できるので相関図にするの良いと思ったのですが、情報の関係の表現方法は引き続き研究していかねばと思います。ドラマの相関図とか見てみよう。
それと描き直しの時は時間を全然意識していなかったので、もっとタイトに描く意識をします。
先週UX KYOTO LTで浅野先生が
「グラフィッックレコーディングって今は過渡期で、
・グラフィックの向上 と
・ファシリーテーション力の向上(RTD寄りになる)の2つの方向性がある。」
とお話しされていたのがとても印象に残っています。
私達今は始めたばかりで、ただ何となく勉強になるね〜ってやってるけど、どっちの方向を目指していくんだろう。目指す方向性によって日々のトレーニング内容も変わるだろうし、ただやってるだけになりたくないなって思いました。
ただやってるだけにならないためにはどうする事が必要なんだろうな〜〜〜